とうとう、ココに足を踏み入れてしまいました。
いつか歳をとってから・・・
ゆっくりと・・・
夫の定年後くらいに・・・
と、漠然と考えていたこと。
四国八十八ヶ所巡り
そう、
お遍路さん。
善通寺に行った時にも「いつか」って書いてる。
こんなにも早く、その「いつか」が訪れるとは、
自分でも思ってもみてなかったことでした。
とうとう始めてしまいました、納経帳。
お寺巡りではあるけれど、
お寺用の御朱印帳ではなく、
四国八十八カ所のための納経帳。
御朱印帳よりだいぶ大きいです。
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※お遍路さんのイロハのい※
四国八十八ヶ所
真言宗の開祖、
空海(弘法大師)ゆかりの
88ヶ所の寺院の総称。
讃岐生まれの空海が若い頃、修行をした地です。
阿波国(徳島県1~23番札所、
発心の道場)から始まり、
土佐国(高知県24~39番札所、
修行の道場)、
伊予国(愛媛県40~65番札所、
菩提の道場)と廻り、
讃岐国(香川県66~88番札所、
涅槃の道場)で結願。
巡拝方法
一度の旅で全てを廻ることを
通し打ち。
何回かに分けて廻ることを
区切り打ち。
1番札所から順番に廻ることを
順打ち。
88番札所から逆に廻ることを
逆打ち。
順番通りに廻らなくてもいいし、どの寺から始めても良い。
参拝方法
山門で一礼→手水舎でお清め
→鐘楼堂で鐘を一回突く(参拝後は突かない)
→
本堂で燈明・線香・賽銭を奉納、
納札を納める
→般若心経などの読経、祈願
→
大師堂で、本堂と同様に。
→納経所にて、納経帳に朱印・墨書を頂く
(納経帳の他、掛け軸や白衣にも頂ける)
→
御影(おみえ)を頂き、納経料を支払う
納札
八十八ヶ所全て廻ることを結願(けちがん)と言いますが、
その結願の回数により、納札の色が変わります。
1~4回 白色
5~7回 緑色
8~24回 赤色
25回以上 銀色
50回以上 金色
100回以上 錦
(※画像はネットよりお借りしました※)
八十八ヶ所を4回廻った後、ようやく緑の札になる、と。
気が遠くなりそう・・・
掛け軸・白衣
納経帳と同様に、掛け軸や白衣にも朱印を頂けます。
(納経料は別途かかります)
お遍路さんが着ている白衣とは別に、
朱印用の白衣は、
判衣といい、
自らそれを着て旅立つと、極楽に行けると言われています。
私事ですが、私の両親と祖母が四国八十八ヶ所巡りをして、
何度か結願し、高野山にも参拝し、掛け軸も作りました。
祖母は、自ら廻って、頂いた判衣を纏い、
納経帳と共に、先日旅立って行きました。
御影(おみえ)
納経の際、頂けます。
御影帳に保管します。
↓御影帳
(↓上)納経の際に頂けます御影
(↑下)御影帳に挟んで保管します。
(御影の右隣は、御影帳に最初から挟まれてある、
各お寺の紹介紙です)
同行二人(どうぎょうににん)
お遍路さんの白衣や笠などに書かれている文字ですが、
意味は・・・
常に弘法大師(空海)と一緒にいる想いである。
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急に始まったお遍路の旅。
何の用意もなく、始めた寺(第21番札所 太龍寺)で
いろいろと教わりながら買い揃えました。
まだ足りないものもありますが、ゆっくりと・・・
一生をかけて廻る気持ちで、
無理をせず、心穏やかに、廻って行きたいです。
約束事
必ず夫と二人で廻る
2019年6月1日
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いろは旅行記 巻四 に関しましては、
↓タグ「2019阿波淡路小旅行(旅行記 巻四)」をご覧くださいませ
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