急遽宇和島残留を決めた理由がコチラ↓
宇和島闘牛
昨日の
宇和島城駐車場で、
↓このチラシを見てしまったのです。
年に5回しか開催されない闘牛。
ちょうど明日(今日)1月2日、
正月場所が開催される・・・
前売り券はもう終了・・・当日券は?
電話したけど、誰も出ない・・・
(そりゃそうか、元旦だもの)
闘牛場に行ってみたけど誰もいない・・・
(そりゃそうか、元旦だもの)
イチかバチか、明日行ってみよっか?
12時開始で、10時開場。
当日券もきっと10時から買えるよね!?
突撃~!
買えた~!
ワーイ───ヽ(*´∀`*)ノ───ワーイ♪
当日券 3000円。
闘牛会場は、1月2日のなう
「闘う漢たち」であげた感じ。
土俵をぐるっと囲むように、席があります。
椅子は木で出来た長椅子なので、
ここは 100円で貸座布団を借りるのがオススメ
お尻も痛くないし、なにより場所取りに最適。
12時開始まで2時間。
会場内は飲食OKで、売店もあります。
↑売店で購入した闘牛弁当とじゃこ天。
そして、12時までの間に、
次々と牛たちが土俵にやってきます。
土俵入りというか、顔見せというか・・・
土俵の土の匂いを嗅いで、ほっぺで土にスリスリしたり。
猫の場合、この行動は、
自分の匂いをつけてナワバリを主張する
という意味があるのですが、牛も一緒なのかな?
砂浴びしているみたいで、可愛かったですけど( *´艸`)
↓横綱、大関の顔見せは、立派な化粧廻しをしています。
↓取組です。
最初の3戦は、引き分け戦といって、
勝敗を決めない取り組み。
闘牛は、宇和島の他、島根県隠岐島や、
鹿児島県徳之島、沖縄県などでも行われており、
牛たちは結構トレードされてるみたいです。
引き分け戦には、まだ宇和島にやってきて間もない牛が
出てるみたい・・・
これから宇和島の牛主さんの元、
しっかりトレーニングして横綱を目指すのかな?
最初の引き分け戦でも、
頭蓋骨同士ぶつかるドン!という低く鳴り響く音だったり、
牛の闘志だったり、
(逆に全くやる気のない牛に笑いをもらったり)
すごっ!と驚いてばかりだったのですが、
関脇戦、大関戦と階級があがるたびに、
迫力は増すばかり。
大関の喝王(かつおう)に至っては、
闘志が溢れすぎて、
人間にまで向かって行ってしまいました・・・
なんと20年振りのハプニングとか・・・
喝王・・・宇和島にいて、しばらく隠岐島に行っていて、
また宇和島に戻ってきた牛。
脂の乗りきった戻りカツオのように活躍して欲しい・・・
戻りカツオ・・・カツオウ・・・喝王
ダジャレかい!と、土俵入りの紹介の際には
思っていたのですが、
本当に脂が乗りきってる!やる気満々!
(↑下)結びの一番、横綱戦
下城 vs 仁王
8歳(だったかな)のまだ若い下城 8戦1敗
(※この辺りの数字はうろ覚えです※)
トップになってやる!気概は充分!パワーで押し切る!
対する仁王
16歳(13歳かも?)16勝1敗
押しも押されぬ大横綱。
経験豊富で、しぶとい粘りが魅力。
そんな2頭の闘いは、
7分・・・8分・・・と時間が過ぎても、決着せず。
さすがパワーの下城が押し気味で、
仁王を端に追い詰めるも、粘りの仁王。
ギリギリのところで踏ん張る。
追い詰めても追い詰めても踏ん張る仁王。
判定戦なら、下城の勝ちのような一戦。
しかし、決着するまで続けるのが闘牛。
※闘牛での決着の付け方は、逃げた牛の負け。
決して倒れるまで闘う、ということはありません※
最後は、仁王の粘り勝ち。
下城の闘志が、ある時を境に一瞬で消え去り、
「もう~!押しても押しても勝てない!もうやだ!」
って言ってるみたいでした(笑)
そしてなんと、結びの一番で勝利した大横綱・仁王は、
↓そのまま土俵脇に繋がれ、
触れ合いタイムに突入~
「動物との触れ合いの旅」第二弾です。
(※
第一弾はイルカちゃんでした※)
もう、黒山の人だかり。
かき分けかき分け、仁王の傍に。
つい先程の激闘の痕、角の近くからは出血。
しかし、先程の闘志はいずこ・・・すっかりおとなしく、
たくさんの人間に囲まれても、驚きもしない。
私もこの写真の後、仁王の角とお顔をなでなでさせて
頂きましたが・・・お顔は冬毛なのかな?もっこもこの毛。
ちょっとごわっとした感触でした。
↓立派に化粧廻しをつけた仁王の背には、
小さい子どもたちが代わるがわる乗せてもらっていました。
こわい~(>_<)って泣いちゃう子も( *´艸`)
私も乗りたいと夫に言うと、
「大人は乗ってないから我慢してね」と言われました。
↑化粧廻しをしていないこの牛は、
それゆけ香香(シャンシャン)←名前です。
目がとっても優しい
この後、鼻に通じてる手綱を持たせてもらい、
記念にパチリ。
確かこの子は、全く闘志がなく、
「え?闘うの?え~やだやだ」って感じの子でした(笑)
闘牛が始まる前に、牛主さんとお話させて頂いたのですが、
牛たち、
昔は、農耕も手伝っていたそうなのですが、
今は、普段は特にやることもなく、
のんびり過ごしてるそうです。
たまに山に行って、頭突きのトレーニングをして、
年5回の大会1ヵ月前から、本格的にカラダを仕上げるそう。
「すごく可愛い子たちだよ」
と仰った時の笑顔が、印象的でした。
次回の闘牛は、令和2年4月5日です。
2020年1月2日
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いろは旅行記 巻六 に関しましては、
↓タグ「2019年末旅行(旅行記 巻六)」をご覧くださいませ
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