令和の城盗り物語【いろは旅行記 巻六-⑱】

いろは

2020年01月25日 12:08



今回の旅で、夫がひとつだけ、

どうしても行きたいと言った場所がありました。

それがココ↓(今朝の地図黄●の場所)

宇和島城




元々お城は大好きな夫婦ですので、

行くのはむしろ大歓迎なのですが、

今回はなんだか様子が違う・・・

城を取るんだ♪
城主になるんだ♪
これこそ、一国一城の主だよ( *´艸`)


なんのことやら?と思ってましたが、

どうやらコレのことらしく・・・

オオォォォ(゚ロ゚*)(゚ロ゚*)何これ!

面白そう~~~"(ノ*>∀<)ノ♡

1口5000円ですが、ここはぜひ2口以上の寄付をして、

城主証の発行とともに、

宇和島城天守内に氏名を刻んでもらおうではないか!

我が夫が城主だ!

ワッハッハッハッハッ~

意気揚々と城攻め。

連日のお遍路さんと岬めぐりで、

ヒットポイントはゼロに等しい中、

宇和島城天守までまたもや登り坂。

そんなの平気!

だって、城主になるんだもん!

ゼーハー言いながらも、もうすぐ城主・・・

それだけを希望に登り切りまして、

天守の入口で、入城料を支払い、御城印を頂き、

さっ、いざ、城主になるべく、出陣じゃぁ~!



「一口城主の受付はこちらですか?」

「いえ、こちらでは受け付けておりません」

・・・

・・・

・・・

(꒪ꇴ꒪ ;)エエエッ?ナンデスト!?

「どちらで?」

「宇和島市役所です」

・・・

・・・

・・・

あぁ~市役所・・・お役所・・・今日元旦・・・

「今日は・・・閉まってます・・・よね?」

「そうですね~。お正月明けなら・・・」

・・・

・・・

・・・

いや~お正月明け、宇和島にいません。

( ´△`)アァ-

城取り失敗!

大失敗!

どうやらふるさと納税で手続き出来るらしいのですが、

気が向いたら、やります。

↓私の領地になるはずだった城下町




↑私のものになるはずだった天守からの眺望

( ´△`)アァ-

↓家来になるはずだった者たちの鎧




↑我が家の表札になるばずだった石碑

( ´△`)アァ-


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ちょっぴり(だいぶ)余談です。

私の名前の「いろは」・・・ハンドルネームですが、

もう一人、娘が産まれたら、つけようと思っていた名前です。

いろはにほへと・・・物事すべての始まり

と、私は思っていたのですが、

夫曰く、その他にも理由があるらしく・・・

いろは・・・五郎八(いろは)姫をご存知ですか?

戦国武将、伊達政宗の正室の娘で、

結婚15年目にして出来た初めての正室との子。

男児誕生を願い、男子名の「五郎八」しか

考えていなかったそう。

産まれたのは女児で、政宗はそのまま「五郎八姫」と

名付けました。

大変美しく聡明で、政宗が

「五郎八姫が男子であれば」と嘆いたほどだったそうです。

そんな「いろは」なわけなのですが、

この宇和島城、実は、伊達政宗の子、

伊達秀宗(五郎八姫とは母違い)が

宇和島藩初代藩主となりました。

そんな縁のある宇和島城だったのです。



2020年 元旦



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