壮麗な鶴ヶ城にて【いろは旅行記 巻参-㉘】

いろは

2019年05月19日 09:41



会津若松城(鶴ヶ城)です。




真っ白な、綺麗で雄大なお城でした。

白いといえば、兵庫県の姫路城が、別名白鷺城として

有名ですが、以前姫路城に伺った時は、

ちょうど「平成の大修理」中でした

↓鶴ヶ城 いろんな角度から。




どこから見ても圧倒されそうなほどの壮大さ。

どのお城もそうですが、

鶴ヶ城には特別有名な悲劇もあり、

時代に翻弄された場所なのだと思うと、

胸に詰まるものがあります。

↓天守より眺めです。

(↓上)磐梯山です。




(↑右下)奥に見えます雪山は、飯豊連峰です。

周囲をぐるっと山に囲まれた盆地であることが、

一目瞭然の眺めでした。

↓NHKの大河ドラマでも有名になった、新島八重さん。




会津生まれの彼女は、戊辰戦争の際も、

この鶴ヶ城に立て篭り、銃を持ち戦ったそうです。

明治元年(1868)9月22日、会津は降伏の旗をあげます。

その前夜、三の丸の白壁にかんざしで刻み込まれた句。

明日の夜は 何国の誰か ながむらん
なれし御城に 残す月影


明日の夜からは
(会津藩の人ではない)どこの国の誰が眺めるのでしょう
慣れ親しんだこのお城に残していく月影を


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小学生の時に、

風間杜夫さんが松平容保を演じた「白虎隊」という

年末のドラマを見て以来、

いつか行きたいなぁと思っていたお城でした。

福島県会津若松市、近いようで遠く、

30年強の月日を経て、ようやく訪れることが出来ました。

ほんの150年前に起きた悲劇、壮絶な戦い。

10年前、何をしてましたか?

私は、小中学生の娘たちの子育て真っ只中でした。

長女の反抗期に手を焼いてました。

あれからもう10年、あっという間でした。

そのあっという間が、15回繰り返されただけの昔。

遠い過去の話ではありません。

心に刻み付けたいと思います。



2019年5月4日



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